学生食堂が終わりを告げます。

「今後の鴨沂高校食堂の中身は?」
〜約40年に渡る学生食堂を運営してくださった、前川夫妻に感謝を込めて。さようなら。そしてありがとうございました。

評価及び候補者選定結果等の公表について

鴨沂高校の新校舎における食堂の行方について、プロポーザル業者選定が京都府教育委員会側によって発表されたようですので、ご報告いたします。
いわゆる学校給食やお弁当を作られている京都市内の企業のようです。
企業詳細↓
http://www.kyoto-ichiban.co.jp/menu_kids/index.html

さあ、今後はどのような食空間となるのでしょうか。
企業側が一体どのような企画提案をした上でその内容がどう評価され、結果、何故選定されたのか、その企画内容自体の記載が全く無い、ただ、専門家と呼ばれる有識者の選んだ結果論だけ読まされたところで、公共施設として全貌を誰もが見渡し出来ないと言うのは、このような結果発表1枚の紙で、どうなのか?です。
すなわち、結果的にどのような空間になるのかは、まさに弁当箱の蓋を開けて見ないと、その内容も、充実度も、そしてこれまで以上の美味しさや豊かさとなるのかも、全く見えてはきません。
ただ、読み解きのヒントとして、先の府教委側からの枠提案には、例えば学校側から用意されるものとして、テーブルと椅子、電子レンジ、電子ポット、冷蔵ショーケース、冷凍ショーケース、とありますので、それ以外のものや展開される企画範囲には、どれだけ企業側の資本投入されるかいかんによって、いかほどの内容の充実が図られるのか、と言う事になります。加えて、すでに校内建屋内の全域が二足制となった新しい鴨沂高校にて、食堂や売店とされる空間にも既に、二足制前提の床張りが成されていますので、このうえに厨房的なものが加えられたりするのは衛生面、動線から考えても、内容に疑問が生じます。

さて。これまで約40年に渡り、出来立て、手作り、作り手の顔が見える、人情味あふれる学生食堂を運営してこられた前川夫妻による食堂は、6000筆を超える多くの存続を求めた署名が集まり、また、在校生中8割にも存続の声が訴えられた名物食堂でしたが、こうした声も虚しく、終わりを迎えます。せめて、これらの声を大きく上回るような、素晴らしい空間、素晴らしい食堂に成り代わらなくては、今後、その本当の真価が問われる事でしょう。

前川さんからご連絡を頂き、7月31日を持って、仮校舎側にて前川さんらの食堂はその歴史を終えられる事、この1年間、食堂存続の声を挙げ続けた方らへの感謝の言葉、加えて、学校側のプロポーザルの方針内容には、これまで自分たちの培ってきた食堂運営は出来ないと判断し、公募への参加はしなかった事、などの報告を受けました。
返す返すも残念な結果となりましたが、上記、取り急ぎまして食堂の行方として、結果報告といたします。

鴨沂高校における名物食堂は、7月31日にて、見納めとなります。