日別アーカイブ: 2013年11月17日

昭和11年。校舎竣工時の「落成記念帖」スライドショー

昭和8年よりプール棟から着工がスタートした鴨沂高校校舎群は、昭和11年の本館校舎完成にて新校舎での授業が始まりました。

当時、日本が戦争へと舵をきったこの頃は、鉄は大変貴重とされる中、生徒出入り口や旧体育館、また、今は無き新体育館にあった雨天運動場は鉄骨鉄筋コンクリートで造られ、また昭和13年竣工の図書館もふんだんに鉄が用いられており、その構造を見るに、専門家曰く、校舎構造の随所を紐解くと、この校舎が耐震どころか「耐爆設計」が成された、非常に強固で頑丈な造りであった事を物語っているのだそうです。つまり、地震どころか、戦火や爆撃にも耐える構造体である事、京都御所に隣接し、また皇族も通われたとされる意味は大変深く、生徒や職員を守り、避難経路が崩落しないよう、また有事の避難場所や災害拠点たるべく設計された、歴史的にも大変貴重な校舎群であると言われます。

これらの貴重な歴史の語り部たる校舎群が、当時のままに一体として残されて、かつ現在に至るまで活用されているという事も、この鴨沂高校の文化財としての価値が高いとされています。

こちらスライドショーは、当時の落成記念帖をもとに、BGMとして、女学校時代に卒業式で謳われた「海ゆかば」という曲を使用しております。 

http://www.youtube.com/watch?v=Xv9LdJuMAWM